生活道路における速度取締りについて
佐々木 正行 議員(相模原市)
 質問要旨
 高齢化社会を迎え、今後ますます増加が予想される高齢運転者に対する各種対策を推進するとともに、歩道整備などの道路環境の改善や、通学路を含めた生活道路を、いわゆる抜け道としてスピードを出して通行する車両の速度抑制対策が必要である。
 子どもや高齢者が安全で安心して通行できる生活道路を実現するためには、重大事故につながる危険性の高い速度違反の取締りを強化することが重要である。
 先般、他県において、生活道路での速度取締りをできるようにするため、持ち運びができ、写真撮影機能を備えた速度取締機が導入されるということが報道されていたが、このような機器の整備は、生活道路における安全確保に大変有効である。
 
 そこで、生活道路における速度取締りについて、所見を伺いたい。


 警察本部長答弁
 本年10月28日、横浜市港南区において、軽トラックが集団登校中の小学生の列に衝突し、小学1年生の男の子が亡くなるという、大変痛ましい交通事故が発生しました。改めて、亡くなられた児童の御冥福をお祈りし、怪我をされた方々にはお見舞いを申し上げます。
 県警察としましては、今後、本件事故の捜査結果なども踏まえ、事故の再発防止に努めてまいります。
 今回、事故が起きた場所のように、道幅が狭く、日常生活に利用される生活道路では、歩行者等に思いやりを持った運転が求められます。
 しかしながら、実際には、抜け道として、スピードを出して通行するドライバーもおり、生活道路の危険性を大きくする要因となっております。
 そこで、現在、生活道路における速度取締りにつきましては交通事故の発生実態や住民要望等を踏まえ、取締り可能な場所を選定し、実施しております。
 とりわけ、通学路となっている生活道路については、登下校時間帯を重点に、通行禁止違反を始め、速度違反、一時停止違反等の取締りを強化しているところであります。
 ただいま、議員から新型速度測定機についてご指摘がありました。
 生活道路における速度取締りについては、取締りが必要な場所であっても、違反車両を安全に停止させることができないなどの理由により、取締りが困難な場合があります。
 他県においては、導入したところもあると承知しておりますので、新型速度測定機の有効性など、情報を収集し、その導入も視野に入れながら、必要な対応を進めてまいりたいと考えております。
 県警察におきましては、悲惨な交通事故を1件でもなくし、子どもや高齢者を始め、県民の皆さんが安全に生活道路を利用できるよう、引き続き努力してまいります。