オリンピック・パラリンピック教育について
 (1) 東京2020大会に向けたオリンピック・パラリンピックの
   意義の理解促進について
佐々木 正行 議員(相模原市)
 質問要旨
 オリンピック・パラリンピック競技大会を開催する意義は、世界の多くの国・地域から集まった選手によって繰り広げられる、熱く、真剣な戦いを通じて、多くの人々に幾多の感動や夢、希望などを与えるばかりでなく、大会を通じて、平和や友好、世界各地の文化や歴史、言語などを学ぶことにある。
 大会の成功に向けて、また、大会後も見据えた上で、県民一人ひとりがこうしたオリンピック・パラリンピックの意義を学び、吸収していくことは、会場所在の自治体として極めて重要であり、これがなければ、大会に向けての盛り上がりも期待できないと言っても過言ではない。
 
 そこで、東京2020大会に向けて、オリンピック・パラリンピックの意義を広め、理解を深めていくことについて、どのように取り組んでいこうと考えているのか、所見を伺いたい。


 知事答弁
 リオでのオリンピック・パラリンピックでは、国や人種、障害の有無などを超えて、選手がフェアプレーを繰り広げ、観客と心を一つにする姿に、多くの人が心を打たれました。
 オリパラの意義は、トップアスリートが世界最高のパフォーマンスを繰り広げるだけでなく、スポーツを通じ、選手をはじめ沢山の人々がそれぞれの「違い」を認め合うことで、平和な社会を目指すことにあります。
 これは、この10月に策定した「ともに生きる社会かながわ憲章」の考え方にも通ずるものであります。
 そこで県は、こうしたオリパラの意義を、県民のみなさんに広く伝える取組みを進めてまいります。
 具体的には、まず、事前キャンプとあわせて、各国の選手と地元の人たちとの交流会や、相手国の歴史や文化を知るイベントなどを開催することで、国際理解の醸成を図ってまいります。
 また、本県が独自に推進している「かながわパラスポーツ」のイベントなどを活用し、パラリンピック出場経験者から直接、一人ひとりの個性を尊重し支えあう大切さなどを語ってもらう機会を設けていきます。
 さらに、現在、県では、JOCと自治体が連携し、スポーツを通じた人づくりなどを行うための仕組み、「パートナー都市協定」の締結に向けて準備をしているところです。今後はこの仕組みを活用し、イベントへのオリンピック出場経験者の派遣などの取組みを進めていくことを考えています。
 県としては、東京2020大会に向けて、こうしたオリパラの意義を県内のすみずみにしっかりと広め、多くの人に理解を深めていただくよう、積極的に取り組んでいきます。そして、その成果を、心のレガシーとして継承してまいります。