オリンピック・パラリンピック教育について
 (2) 学校におけるオリンピック・パラリンピック教育について
佐々木 正行 議員(相模原市)
 質問要旨
 本県は、オリンピック・パラリンピックに直接触れる機会に恵まれており、児童・生徒が、このまたとない機会を活かして、できるだけ多くのことを学ぶことが必要である。努力から得られる喜び、フェアプレーの精神など、オリンピックを通して、児童・生徒が学ぶことはたくさんある。
 本年7月に津久井やまゆり園で大変痛ましい事件が発生したが、このような事件が繰り返されないためには、児童・生徒のうちから、ともに生きる姿勢を身に付けておくことが必要である。そして、ともに生きる社会について考えを深めるためには、もう一つのオリンピックであるパラリンピックを学ぶことも重要である。
 
 そこで、県では、学校におけるオリンピック・パラリンピック教育の実施について、どのように考えているのか。また、今後、どのように取り組もうとしているのか、伺いたい。


 教育長答弁
 オリンピック・パラリンピックは、スポーツを通じて、国や文化、障害の有無などの「違い」を超えて友好を深め、互いを認め合うことの大切さを学ぶことができる大変重要な機会です。
 特に、本県は江ノ島がセーリング競技の会場となっており、また、事前キャンプの実施も見込まれていることから、神奈川の子どもたちのオリンピック・パラリンピックへの関心や興味は、今後ますます大きくなるものと思われます。
 このため、県教育委員会では、この機会をとらえて、「かながわ」ならではのオリンピック・パラリンピック教育を推進していきたいと考えております。
 具体的には、児童・生徒がオリンピック・パラリンピックをテーマに、スポーツの素晴らしさや体力づくりなどを学ぶことができる、わかりやすい学習教材を作成していきます。
 併せて、教員向けの指導用資料を作成し、「かながわオリ・パラ学習教材」という一つのパッケージとして、県内全ての学校で、活用できるようにしてまいります。
 そして、これらの学習教材では、子ども達が、オリンピック・パラリンピックの精神を学ぶことを通して、共に生きる大切さについて、より理解を深められるよう工夫してまいります。
 また、東京2020大会の組織委員会は、9月にオリンピック・パラリンピック教育に取り組む学校を「ようい、ドン!スクール」として認証し、公認マークを付与する制度をスタートさせました。
 この認証を受けることで、オリンピック・パラリンピックの一層の理解促進やスポーツ好きな子ども達を増やすことが期待できます。県教育委員会では、より多くの学校がこの認証を受けられるよう、各市町村教育委員会に積極的に働きかけてまいります。
 今後、こうした取組を通じて、「かながわ」らしいオリンピック・パラリンピック教育に取り組んでまいります。