多様な教育支援について
 (2)県立高校における通級指導の実施について
亀井 たかつぐ 議員(横須賀市)
 質問要旨
 通級指導は、生徒が大部分の授業を通常の学級で受けながら、一部の授業について障がいに応じた特別の指導を、別の教室など特別な場で受けるというもので、多様な学びの場を通じて、子どもたちの可能性を引き出す上で重要な選択肢の一つである。本県では、これまで、障害のある子どもや不登校など様々な課題を抱えた子ども達一人ひとりの教育的ニーズに適切に対応し支援教育を取り組んできており、障がいのある生徒が高等教育を受ける機会の拡大を図っているが、通級指導を含め、多様な学びの場が設定されることは大変重要である。
 
 そこで、通級指導を行う県立高校をどのような考えで選定しようとしているのか、また、今後の準備の進め方について、併せて所見を伺いたい。


 教育長答弁
 県教育委員会では、高校での通級指導が可能となる国の制度改正を受け、県立高校改革T期計画を変更し、平成30年度から通級指導を行う県立高校を複数校指定することとしています。
 通級指導については、既に県内小・中学校で実施され、小学校は、県全域で88校、中学校は、3政令指定都市で合わせて10校で行われています。
 また、県立高校においても、発達障害等の支援が必要な生徒を、国の研究開発校の取組の中で指導したり、特別支援学校と連携しながら指導を行ってきた学校があります。
 高校への通級指導の円滑な導入のためには、通級を行っている小・中学校との連携や、県立高校での取組実績を考慮して指定校を選定することが望ましいと考えております。
 こうしたことから、現在、横浜、川崎、県央の各地域の県立高校から、それぞれ1校は選定したいと考え、最終的な調整を進めているところです。
 また、来年4月からの通級指導の準備を進めるに当たっては、個々の生徒の障害に応じた指導や支援ができるよう、担当する教職員の資質の向上や、校内の指導体制を整えていくことが重要です。
 そのため、指定校の決定後は、教職員に研修を実施するとともに、特別支援教育に関する知識や経験のある教員を配置するなど、4月の導入に向け準備してまいります。