公明党神奈川県議団

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ACHIEVE 8

3.安全安心の神奈川を目指して

SDGs目標11では、「包摂的で安全かつ強くしなやか(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する」とし、「2030年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子ども、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性により、全ての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する」という具体的な目標を掲げています。

平成28年、東京メトロ銀座線の青山一丁目駅で、盲導犬を連れていた目の不自由な男性がホームから転落し電車にひかれ死亡する事故が発生しました。続いて近鉄大阪線河内国分駅でも同様の事故が発生し、再発防止策としてホームドアの設置が急がれましたが、鉄道事業者は「列車によってドア位置が違う」、「ホームの改修が必要」といった理由から、なかなか進みませんでした。平成26年度に発生したホームにおける人身障害事故は449件で、運転事故全体の59.2%を占めており、このうち「ホームから転落して接触」と「ホーム上で接触」を含めた「ホームでの接触」による人身障害事故は227件。また、ホームからの転落件数は3,673件であり、このうち視覚障害者の方の転落件数が80件(2.2%)となっています。

公明党は国と地方のネットワークを活かし、鉄道事業者へのホームドア設置のための補助制度を創設。ようやく主要駅での設置が始まりました。
今後は、ホームドア設置を加速化し、鉄道に限らず公共インフラのバリアフリー化を推進します。

SDGs目標16では、「持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する」とし、暴力や搾取、汚職、組織犯罪などの根絶を目指しています。

公明党は、女性や子ども、高齢者の方の相談しやすいようにと神奈川県の全ての警察署の相談窓口に女性警察官を配置。また、地域警らの充実を訴え、担当課以外の警察官も動員した各戸訪問が行われるようになりました。今後も、県民に身近で頼れる存在の警察組織構築を目指してまいります。