公明党神奈川県議団
ACHIEVE 8
6.学び育む神奈川を目指して
SDGs目標4では、「全ての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を保障し、生涯学習の機会を促進する」とし、基礎教育の定義も、幼児教育、小中学校そして高校までが含まれました。公明党は希望する誰もが、必要な教育を受けられる社会の実現を目指し、国と地方が連携して、教育負担の軽減を進めてきました。
県においても、公私間の格差をなくし、経済的な環境に左右されず学べるよう、私立高校の実質無償化を本会議の代表質問や黒岩知事への予算要望などで粘り強く訴え、2018年4月、私立高校の授業料実質無料化が年収590万円未満の世帯まで拡大されました。
今後は、より一層の充実を目指します。
- 私立高校無償化の対象外となる「年収590万円以上世帯」への補助等の拡充を目指します。
- 私立高校無償化の対象を県外通学世帯まで拡充します。
- 経済負担の大きい多子世帯への支援を推進します。
- 高校における給付型奨学金を拡充します。
- 私立高校入学金補助(現行10万円)の拡充を目指します。
- いじめ問題に対しては、24時間子どもSOSダイヤルの周知を図るとともにSNSでの相談体制を整備します。
- SOSの出し方に関する教育の充実を推進します。
- いじめ相談に対応するためスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを増員します。
- インターネット上でのいじめ防止と効果的な対処のため、学校での授業や講演会等による情報モラル教育に取り組みます。
- 教育の質向上のための教員の働き方改革を行います。
- 教員が子どもと向き合う時間を確保できるよう、業務アシスタントの配置を拡大します。
- 専門性のある外部人材を部活動指導員として積極的に採用し、生徒のパフォーマンスをより向上させます。
- ICT活用による校務処理の一層の迅速化、効率化を促進します。
- 県が中心となって中学校夜間学級を設置し、年齢・国籍にかかわらず、学びたい人が学べる環境を整備します。
- インクルーシブ教育の充実とともにコミュニティースクール等を拡充します。
- 高校トイレの洋式化を促進します。
- 薬物乱用防止教育の更なる充実を図ります。