公明党神奈川県議団

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平成21年2月定例会にて代表質問を行いました。

佐藤井 深介(公明党 神奈川区)

平成21年2月定例会にて代表質問を行いました。

新たな雇用を作り出すためには、活力ある経済を創出し、わが国の国際競争力を強化する必要がある。このためには、羽田空港の機能をフルに活用し国際化を進めるとともに、神奈川口構想を迅速に実現する必要性がある。本県としては、国際定期便の充実など羽田空港の国際化についてどのように考え、国に対して働きかけていくのか知事の所見は。

羽田空港の国際化については、昼間の時間帯における国際線の充実など、さらなる取り組みが必要である。そこで、新滑走路への国際線発着枠の振り向けなどを国に働きかける。また、成田・羽田両空港を結ぶリニアモーターカーの実現や神奈川口構想の推進についても国に働きかけ、本県経済の活性化や雇用の創出に向け、横浜市・川崎市とも連携し取り組む。

自殺者遺族が支援を受けられるよう、「自殺予防情報センター(仮称)」の支援内容の周知を図るとともに、横浜市・川崎市と連携して、その充実に努めるべきだが、今後の県の取り組みは。

来年度設置するセンターでは、自殺対策コーディネーターを中心に、遺族への相談窓口紹介等の情報提供を行う。また、遺族の悩みに適切に対応できる人材の養成や、関係機関の調整を行う会議の設置を検討する。さらに、横浜市・川崎市と連携し、自死遺族の団体とも協力し、支援に取り組んでいく。

食べられるにもかかわらず廃棄される食品ロスを削減することは、食品廃棄物全体の発生量を抑制するとともに、食料自給率の向上にもつながることから、県として早期に対応を考えるべきである。今後、どのように取り組んでいくのか知事の所見は。

国は平成21年度に食品ロスの削減に向けた検討会の報告を踏まえ、発生抑制の取り組みをまとめるとともに、再生利用等に関するガイドラインを作成する予定である。そこで、本県では今後の国の動きを見据えながら、流通業界との意見交換など連携を強め、少しでも無駄を減らすために何ができるかを検討していく。