公明党神奈川県議団

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本県事業財源への民間資金等の活用について

佐々木 正行議員 (相模原市)

質問要旨

本県の財政構造は義務的経費が大半を占め、財源が不足する中にあっては、政策的経費に十分な予算を配分することは難しい状況にある。
先の第1回定例会において、我が党の鈴木議員から「県民や企業から寄附等を募るにあたり、インターネットを活用した仕組みづくりを構築すること」について提案を行い、知事からは「導入にあたっての有効性や実効性等の課題について早急に検討していく」旨の答弁をいただいた。
厳しい財政状況が想定される中にあっては、やはり民間資金の活用は大きな命題であると認識している。
そこで、現時点における「インターネットを活用した寄附募集の実現に向けた検討状況」について伺う。

黒岩知事答弁

次に、インターネットを活用した寄附募集についてお尋ねがありました。
「お金がないときは知恵を絞ろう。」私は、常に職員に訴えています。
そうした中で、先の第1回定例会において、インターネットを活用した寄附募集の提案をいただきましたが、私も、民間資金を導入する上で、非常に有効な手法であると考え、早速、実施に向けた検討を行うよう、指示をいたしました。
インターネットを活用した寄附募集を、効果的に実施するためには、次の3つの視点が重要です。
まずは、インターネットサイト上で、「ふるさと納税」制度を活用できるなど、寄附をする側にメリットがあること。
次に、クレジットカードによる支払いが可能であるなど、寄附をしやすい仕組みであること。
そして、高額な手数料など、新たに県に多額の財政負担が発生しないこと。
現在、こうした点について、インターネット上で寄附サイトを運営している事業者と調整を行っており、今年度中の実施を目指してまいります。