公明党神奈川県議団

改正道路交通法施行規則が施行され、免許証を自主返納する高齢者が増えました。
県警察は、「神奈川県高齢者運転免許自主返納サポート協議会」を発足し、返納した高齢者に対して、参加企業による各種のサービスを行っているが、他の都道府県では返納した高齢者の移動支援として、バス、タクシーの割引などを行っている。
本県も、公共交通機関等の同協議会への参加を促進し、様々なサービスを行うことが、更なる免許証の自主返納に繋がると考えます。
運転免許の自主返納や運転経歴証明書の申請状況及びこれらの周知方策と自主返納された高齢者に対する移動支援のあり方について伺います。

高齢運転者の運転免許証の返納についてお答え致します。
県警察では、ホームページへの搭載や更新時講習、高齢運転者を対象とした交通安全教室等における広報啓発のほか、自治体等関係機関・団体と連携し、各種広報誌等を活用して、返納制度の周知を図っているところであります。
次に、運転免許証を返納された高齢者に対する支援についてであります。
運転免許証の返納を促進し、高齢運転者の交通事故防止を支援することを目的として発足した「神奈川県高齢者運転免許自主返納サポート協議会」では、加盟の店舗や施設等において、運転経歴証明書を提示することにより、各種割引きや優待等を受けることができます。
議員ご指摘のとおり、運転免許証を返納された高齢者の移動を支援するために神奈川県警察は、バス、タクシー等の事業者に対して、サポート協議会への加盟を含めた協力を働きかけるなど、引き続き支援の拡充を図って参りたいと考えております。