公明党神奈川県議団

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ロボットの利活用と普及について
(2) 次世代に向けたロボットの普及について

赤井 かずのり 議員 (平塚市)

質問要旨

「生活支援ロボットが我々の生活に自然に溶け込んでいる社会」の実現には、県民に、生活支援ロボットを適正に扱うための知識の醸成や、それを活用する能力の育成が重要である。

将来、ユーザーとなる子どもたちが早い段階からロボットとふれあい、学び、考えていく場を提供することは大事なことである。

併せて、県民一人ひとりが「これからの社会には何故ロボットが有効なのか」などを考える機会を多く設けることも必要であり、こうした取組を通じて、「ロボットが社会に溶け込み、ロボットと共に生活する社会」の実現に繋がると考える。


そこで、生活支援ロボットの実用化が進む中、県民一人ひとりが、自ら生活支援ロボットについて考えていく機運を醸成するため、特に次世代の子どもたちに向けて、どのような取組を進めていくのか、所見を伺いたい。

知事答弁

ふ生活支援ロボットを普及させていくには、使い勝手の良いロボットの実用化とともに、多くの場面でロボットを受け入れ、使っていただくための機運づくりが重要です。そのため、「さがみロボット産業特区」では、身近な場所で生活支援ロボットと触れ合い、考える機会を設けてきました。  例えば、住宅展示場のモデルハウスを活用した「ロボット体験施設」を県内3か所に用意し、訪れた多くの方々に、日常的な生活空間の中でロボットに触れていただきました。  また、子どもたちから「こんなロボットが欲しい」というアイデアを募り、そのアイデアをJR相模線の列車にラッピングした「未来のハカセアトムトレイン」を、本年3月から運行しています。  そして、この5月には、子どもたちを県庁に招待し、アイデアをプリントした認定書と名刺を、私や、特区の応援大使である榊原郁恵さんから手渡し、夢の実現に向け、エールを送りました。 さらに、この7月には、例年 150万人以上の方が訪れる「湘南ひらつか七夕まつり」を楽しみながら、ロボットを考える企画を予定しています。  具体的には、地元の小学生、約200人が「こんなロボットがあったらいいな」という願いを込めて作成した短冊飾りを、祭りのメインストリートの入口の両サイドに、12メートルにわたって展示します。 今後とも、子どもたちが、ロボットに触れ合い、どのように使うのか考える場を、様々な機会を捉えて提供し、「ロボットと共に生活する社会」の実現を目指してまいります。

要望

平塚の七夕で、約200人の地元の小学生に短冊、星に願いを掛けた短冊飾りを12mにわたって作っていただける。これが地元平塚と協力してできることになった。非常に良いことだと思います。ぜひ皆さんにお越しいただきたい。

また、先ほど「アトムトレイン」のお話がありましたが、鉄腕アトムやロボットについて子どもたちが本当に夢を持てるような、また、多くの子どもに参加してもらえるような工夫をしていただきたいと思います。