公明党神奈川県議団

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持続可能な開発目標(SDGs)を念頭に置いた県の計画・施策の展開について
(1) かながわグランドデザインの推進について

髙橋 みのる 議員(横浜市港南区)

質問要旨

「第2期実施計画」は、折り返しの時期だが、課題を克服するため、総合計画に基づく政策の推進が重要である。政府においては、国連が採択した「持続可能な開発目標(SDGs)」にかかる推進本部で実施方針を策定したが、こうした普遍的な目標も念頭に置きながら、持続可能な社会の構築に向けて対応していくことが重要である。
また、取組の推進にあたっては、県民一人ひとりが実感できる成果が求められている。先日の総合計画審議会では、2016年度の取組の政策評価について、客観的な立場から評価がされた。
こうした意見を受け止め、社会環境の変化にもしなやかに対応し、県民が成果を実感できるようにしていくことが重要である。

そこで、総合計画審議会からの評価をどのように受け止め、「かながわグランドデザイン第2期実施計画」の最終年度に向けて、どのように政策を推進していこうと考えているのか、所見を伺いたい。

知事答弁

かながわグランドデザイン第2期実施計画の推進にあたり、県では、毎年度、事業の実施状況や数値目標の達成状況などをもとに評価を行い、より効果的・効率的な施策の実施に努めています。
先日開催された、神奈川県総合計画審議会では、実施計画について客観的な立場から、2016年度の取組みに対する評価をいただきました。
その中で、未病など一部のプロジェクトについて、県民の皆様への浸透という観点などから、厳しいご指摘もいただいたところです。
私としては、今回の審議会の評価を謙虚に受け止め、これまでの取組みをしっかりと検証します。
そして、県の政策がより多くの県民の皆様に伝わるよう、市町村や民間の取組みとの連携を強化するなど、更なる改善を図っていきます。
また、本県を取り巻く社会環境は、三浦半島や県西部での人口減少の進行、人生100歳時代の到来、AIやIoTといった技術革新の進展など、計画策定後も絶えず変化しています。
さらに、国連が提唱している、貧困、健康長寿、エネルギーなど持続可能な開発目標、いわゆるSDGsも念頭に置いてかながわグランドデザインを推進していくことが必要です。
県としては、こうした動向を見据え、新たな課題にも積極的に取り組むとともに、県民の皆様の目線で施策を検証し、より多くの方々に成果を実感していただけるよう、第2期実施計画の最終年度に向けて、しっかりと県政を推進してまいります。

要望

SDGs、持続開発な社会を目指して、是非、本県でも積極的にかながわグランドデザイン最終年度に向けまして、しっかりとした取組みを要望します。