公明党神奈川県議団

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食文化を核としたガストロノミーツーリズムの戦略的推進について

おだ 幸子議員(藤沢市)

おだ議員質問

 近年、旅の目的そのものを「食」に置くガストロノミーツーリズムが、国内外で地域ブランドの形成や観光消費額の拡大に大きく寄与している。ガストロノミーの本質は、生産・加工・流通・飲食・観光が有機的に連携し、継続的に価値を生み出す食文化のエコシステムを構築することにあり、民間主導による食の担い手同士のネットワークの形成に向け、関係者間の意見交換の場を設けるなど、新たな取組を始める時が来ている。

 そこで、国内のみならず、海外の食通からも選ばれる「食の聖地・神奈川」の実現に向け、食文化を核としたガストロノミーツーリズムの推進にどのように取り組んでいくのか、所見を伺う。

知事答弁

 次に、食文化を核としたガストロノミーツーリズムの戦略的推進についてお尋ねがありました。
 県では、これまで、観光情報ウェブサイトで、県内各地の食の魅力や、食に関する観光スポットを巡るモデルコース等を発信してきました。 
 本県の食の魅力を活用し、更なる誘客につなげるためには、情報発信にとどまらず、地域の熱意ある取組を支援することが重要です。
 例えば、県では、横須賀市在住の料理研究家・長谷川りえ氏の提案を踏まえ、地域と連携し、豊かな食材に着目した「三浦半島はイタリア半島」プロジェクトを実施してきました。
 また、三浦市では、富裕層を呼び込むために、地域の食文化を活用して官民連携で観光振興に取り組む動きも出てきています。
 県は、こうした地域の取組を後押しするため、かながわ観光連携エリア推進事業において、エリアの観光戦略に食のブランディングを位置付けました。
 特に、三浦半島エリアでは、今年度より、新たにガストロノミーツーリズムに取り組む民間事業者を募集し、財政的支援や、プロモーションなどの伴走支援も行うことにしました。
 加えて、地域の取組が持続可能なものとなるよう、今後、新たに、多様な関係者に対し、先進事例の共有や、意見交換等を行う場の提供も行っていきます。
 県は、こうした取組により、本県の食の魅力を高め、国内外からの誘客を図ってまいります。

要 望

 次に、ガストロノミーツーリズムの戦略的推進について。今回ですね、取組を一歩進めていただけるということで、ありがとうございました。神奈川には、優れた食材、生産者、料理人、観光資源が存在しておりまして、大きな可能性を秘めていると思います。
 今後は、単発のイベントに留まらず、「食の聖地かながわ」の実現に向け、観光・産業振興・農政が連携して神奈川のポテンシャルを最大限に活用できる戦略的な取組をお願いいたします。