公明党神奈川県議団

京浜臨海部団視察

訪問日付：平成23年9月6日
川崎バイオマス発電所

川崎バイオマス発電所

朝9時15分に県庁を出発し最初の訪問地である川崎バイオマス発電所【川崎区扇町12-6】に向かった。予定の10時より早く到着、事務所にて会社並びに設備について説明をお聞きした。川崎バイオマス発電所は、建築廃材等の木質バイオマス燃料を利用した、出力33,000Kwの国内最大のバイオマス専焼発電所。運転開始は2011年2月という、運用開始から間もないしせつでもある。
川崎市の厳しい環境基準をクリアするために、地方のバイオマス発電所にはない排煙脱硫装置や排煙脱硝装置、バグフィルターといった環境設備を整えた国内唯一の「都市型バイオマス発電所」であるとの説明があった。
また、住宅需要が多い都市部では建設廃材等が多く発生するため、今までは焼却処分されていたこれらの資源をバイオマス燃料として発電に向けることで、燃焼時に生じる熱エネルギーを利活用する「サーマルリサイクル」をこれからも推進していくとの決意があった。
最近では、建設廃材だけではなく使用済みコーヒーもバイオマス燃料として扱っている。