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京浜臨海部団視察

訪問日付:平成23年9月6日
エリパワー川崎事業所

エリパワー川崎事業所

午後2時30分に大型リチウムイオン電池を生産する、エリパワー川崎事業所(川崎区水江町4-7)に到着。
所長自ら説明並びに見学を担当してくださり、エリパワー設立の背景は、2002年、当時三井住友銀リース会長兼社長だった吉田氏が、慶應大が開発した電気自動車に試乗したことをきっかけとなり、生涯を環境問題解決のために尽くしたいと考えたことが現在のエリーパワーにとの話があった。

“今や私たちの生活になくてはならないものになった『リチウムイオン電池』だが、小型、軽量、長寿命であること、継ぎ足し充電ができることなど多くの面で優れた特性を持つことから、携帯電話や携帯ゲーム機、ノートパソコン、デジタルカメラ等、様々な用途に使われています。これらに使用されている電池は「小型リチウムイオン電池※」と呼ばれ、こうした機器類が普及するとともに大量生産され価格も低下し、とても身近なものとなった。
しかし「大型リチウムイオン電池」となると、これまでは主に航空、宇宙、海洋などの特殊な用途のものに限られていた。大型リチウムイオン電池は、今後低価格化されることによって幅広い用途に対応でき、その可能性はさらに大きく広がる。
例えばガソリンを全く使わない電気自動車の動力として、石油などの限りあるエネルギーを使うこともなく、CO2の排出量が大幅に削減されて大気汚染の緩和にも貢献できる。また、この大型リチウムイオン電池と太陽光発電を組み合わせることで、オフィスや家庭で自然エネルギーを使った自家発電・蓄電・消費が可能になる。限られたエネルギー資源の中で、大型リチウムイオン電池は省エネ社会に大きな役割を果たすことができると考えている。
現在エリーパワーが開発しているのは、一般的な携帯電話の電池容量の約60倍の容量がある大型リチウムイオン電池です。この電池は直列、並列に組み合わせることで多くの用途に活用でき、これからの社会を支える重要なエネルギー源として様々な分野で注目されている。
リチウムイオン電池の「大型」「小型」は、電池の最小単位である“セル”の大きさで判別されます。国連の輸送勧告上、40Ah以上のリチウムイオン電池を“大型”とよぶ。“(以上、エリパワーホームページから引用)

所長の話を当社のホームページを引用してまとめてみた。スマートシティや太陽光発電といっても蓄電池がなくして完結できない。エリパワーを視察して、将来の再生エネルギー生活の基本を学ばせて頂いた。