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平成25年 第3回定例会 (12月)

■入学前に奨学金を、初回貸付を3月に前倒し

県の高校奨学金(国公立で月額2万円、私立で4万円)は、中学3年時に申し込む「予約採用」の場合、初回分(4~6月の3か月分)は入学後の5月下旬に振り込まれています。
県議会公明党は、奨学金を制服や教科書の購入など入学前の準備資金に充てられるよう、初回分の振り込みを3月に前倒しするよう求めていましたが、入学年度前の支給になることから、新たな仕組みづくりが必要でした。
このほど、県教育委員会は高校入学前の中学生に対し3月に支給する「短期臨時奨学金」を創設。公立、私立とも12万円が貸し付けられることになりました。なお、返還は、高校入学後に支給される奨学金の一部と相殺する方法で行います。

■県立がんセンターに漢方専門外来を設置

県立がんセンターに、漢方専門外来が設置されます。黒岩祐治知事が県議会本会議で、公明党の代表質問に答えました。
漢方医療は、身体の免疫作用を高め、抗がん剤治療の副作用を軽減するなどの効果が認められています。明年4月に開設される漢方サポートセンターでは、漢方の専門医師などを配置し、週4日の専門外来を実施します。
また、入院患者に対しても必要に応じ、漢方薬の処方や服薬指導などを行うこととしています。

■知事室に新たな広報戦略組織

京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区における先進的な医薬開発や、県議会公明党が一貫して推進してきた生活支援ロボットの開発や普及推進など、県の企画や事業を国内外に発信し、投資などを呼び込むため、さまざまなメディアの特性に合わせた情報の加工やプロモーションを推進する専門的な広報戦略組織の設置を代表質問で提案しました。
知事も同じ考えを示し、新年度からの設置が決まりました。

■高齢者標準の仕組みづくり、推進本部の設置を検討

一般質問で、高齢者を標準とする仕組みづくりの推進について質問。
超高齢社会を、高齢者が生き生きと尊厳を保ち暮らすことができる社会として捉えることは非常に重要であり、社会の様々な分野においての対応が必要なため、課題について全庁的に取り組むべきと指摘しました。
これに対し知事は、高齢者を標準とするしくみづくりについて、推進本部の設置について検討すると答弁しました。

■「かながわキッズぼうさいカード」を配布へ

一般質問で、子どもの自助の意識の向上について質問。
「災害対策においては、何よりも住民の避難が大切である。中でも子どもたちの事故を防ぐためにも、子どもに対して、災害から命を守る啓発が重要であり、子どもの自助の意識の向上に取り組むべき」と指摘しました。
知事からは、子どもたちの「災害からいのちを守る力」を養うため、「かながわキッズぼうさいカード」を作成し、県内小学校4年生8万人全員に配布するとの答弁がありました。

■潜在保育士の就業促進、「保育士・保育所支援センター」開設へ

一般質問で、潜在保育士の就業促進策について質問。
資格を持っていながら保育の仕事に就いていない、いわゆる潜在保育士の就業促進が肝心であると指摘。保育士確保のための就職支援について聞きました。
知事からは、保育士登録者のうち約2万人を対象に、アンケート調査を実施し、来年は研修会・就職相談会を開催。更に仕事の紹介等を行う「保育士・保育所支援センター」開設準備を進めるとの答弁がありました。

■ツインシティ橋、都市計画決定後速やかに事業着手へ

一般質問で、ツインシティ・平塚市大神地区のまちづくりについて質問。県として出来ることは、地元市とともにしっかりと行う必要があり、まちづくりを着実に進めるために、県としても積極的に取り組んで欲しいと要望。
知事は、「県はツインシティ橋などの骨格道路について、都市計画決定後、速やかに事業着手できるよう取り組む。また地元市町の取組と連携し、JR東海への新駅設置の働きかけを強めていく」と答弁しました。

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