公明党神奈川県議団

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かながわ健康プラン21の達成状況と今後の取り組みについて

谷口 かずふみ(大和市)

質問要旨

県は「県民健康づくり運動 かながわ健康プラン21」を平成20年3月に改定し、今年度を計画最終年度として、さまざまな健康づくりの目標を定め、健康寿命の延伸を柱として、取り組んできている。
その最終年にあたり、最終評価について確認したが、目標項目毎の達成状況は、全体の約半分があまり改善されていない状況であり、大変失望している。
健康寿命の延伸には、目標達成に向けて幅広く取り組むことも重要であるが、改善が進んでいない部分に集中して取り組むことも重要である。
そこで、かながわ健康プラン21の目標達成のため、県はこれまでどのように取組みを進めてきたのかを伺うとともに、今回の評価結果をどのように分析し、次の取り組みにつなげていくのか、併せて伺いたい。

保健福祉局長答弁

「かながわ健康プラン21」の達成状況と今後の取組みについてお答えいたします。
県は、生涯を通じた健康づくりを実現するため、「かながわ健康プラン21」を策定し、栄養・食生活、運動など、健康づくりに関する7分野における目標を設定しております。
その目標達成に向け、地域、団体、企業、学校、行政など、健康づくりに関する機関が一体となって、県民一人ひとりの取組みを支援しております。
具体的には、県ホームページによる健康づくりに関する情報提供のほか、県や保健福祉事務所、市町村、かながわ健康財団等においてリーフレットを配布、講習会の開催など、分野ごとに様々な普及啓発活動を行っています。
次に、現行プランの7分野における評価結果ですが、歯の健康の分野や、食塩一日あたりの摂取量等の項目で、目標値に達した、あるいは改善傾向にあるとの評価です。逆に肥満者の割合などは改善がみられず、野菜類、豆類の一日あたり摂取量などの項目は、悪化しているとの評価結果となっております。
改善傾向が見られなかった項目の分析ですが、例えば、肥満者の割合については30歳代、40歳代の男性に、増加傾向が見られること、また、野菜の摂取量は、若い世代で少ない傾向にあることなどが見えてきております。
「かながわ健康プラン21」は、今年度で計画期間が終了いたしますので、新たなプランの策定に向けて、評価結果の分析をさらに進め、目標項目の見直しや重点的に取り組むべき対策について、検討を行ってまいります。
私からの答弁は以上です。