公明党神奈川県議団

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犯罪被害者等の支援の充実について

高橋 稔議員(横浜市港南区)

質問要旨

本県は、全国に先駆けて総合的な「犯罪被害者等支援条例」を制定し、条例に基づく犯罪被害者等支援推進計画を策定して、被害者支援施策の総合的、計画的な推進を図っているが、来年度が最終年度となることから、来年度には、計画を改定して、より施策の充実を図っていくことが必要になってくると考えます。
計画に基づく本県の被害者支援の取組の中心となるのは、「かながわ犯罪被害者サポートステーション」による被害者支援の取組です。
来年度に予定されている計画の改定にあたって、計画改定に向けてどのように取り組んでいくのか。
サポートステーションと近隣都県や県内の市町村との相互の連携強化を図ることも必要と考えるが、今後、どのように犯罪被害者等の支援を推進していこうとしているのか、所見を伺う。

黒岩知事答弁

計画改定についてですが、「犯罪被害者等支援推進計画」については、毎年度、取組みを検証し、施策の充実を図ってきたところです。
今後も、私が力を注いでいる「いのちの授業」の一環として「かながわ犯罪被害者サポートステーション」を構成する県警察が主体となり、中・高生に対して、犯罪被害者の実情と命の大切さを伝えるため、「いのちの大切さを学ぶ教室」を実施いたします。
計画最終年度の25年度には、より充実した計画を策定いたします。
犯罪被害者等の支援の推進についてですが、本県が呼びかけて開催している関東1都6県の担当課長による意見交換会を通じて、各都県の支援の充実・連携に向けた取組みを進めてまいります。
県内市町村との連携についてですが、横浜市が相談窓口を開設しましたので、法律相談などについては県のサポートステーションへ、福祉に関する相談などについては市の窓口へ、相互に橋渡しをしています。
今後、他の県内市町村とも様々な形で連携を強化し、犯罪被害者等が必要とする支援をきめ細かく提供できるよう、取り組んでまいります。