公明党神奈川県議団

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県警察におけるオンライン申請の取組について

渡辺 ひとし議員(藤沢市)

渡辺議員質問

 国全体でデジタル化を進めている中、さらに行政手続きのオンライン化を推進させるため、本年6月から全国一斉で、警察庁の専用サイトから道路使用許可申請や警備業の一部の行政手続きがオンラインで申請が可能となったと承知している。
 また、新型コロナウイルス感染症が収束しない中、オンラインで申請をすれば、許可証を受け取る場合のみ警察署に行けば済むことで、感染症予防対策の観点からも効果が期待できると考える。
 オンライン申請は、申請者にとって利便性が大きく向上するほか、警察署にとっても窓口業務の負担軽減にもつながり、メリットがあると考える。

 そこで、県警察におけるオンライン申請の取組について、所見を伺いたい。

警察本部長答弁

 現在、県警察では、落し物の届出や警察官採用試験の申込みなどについて、オンラインによる申請を受け付けております。
 本年6月1日からは、警察庁が整備する「行政手続きサイト」を利用したオンライン申請が全国一斉で開始され、本県においても同日付けで運用を開始したところです。
 今回、オンライン申請が可能となった新たな手続きは、道路で工事や作業をしようとする際に申請する「道路使用許可」や警備業を行うに当たって警備員等が着用する「服装の届出」などの6つの手続きとなります。
 オンライン申請により、利用者は、休日を含め24時間の申請が可能となったことや、申請や届出の際、警察署の窓口に出向く必要がなくなるなど、利便性が向上しているものと考えております。
 一方、オンライン申請を受け付ける際には、申請者の個人情報を取り扱うことから、その管理に十分留意するとともに、申請を確実に受理し、必要な処理を行うなど、適切な対応に努めております。
 今後は、県警察における行政手続きのオンライン申請について、ホームページなどを活用した周知を行い、制度の利用促進を図るとともに、更なるオンライン化についても警察庁をはじめとした関係機関と検討を進めてまいります。