公明党神奈川県議団
eスポーツの推進について
谷口 かずふみ議員(大和市)
谷口議員質問
eスポーツは社会の様々な課題を解決するために活用される動きもあり、年齢、性別、障がい等の有無にかかわらず、幅広い層が参加できる魅力的なツールとして広く認知されてきている。
県としても、eスポーツを様々な分野において中長期的な視点で活用していくべきであるが、そのために、まずは実際にeスポーツをしている職員と意見交換をする、いわゆる「ガチトーク」を行うことなども有効であると考える。
そこで、今後、県において、どのようにeスポーツの推進に取り組んでいくのか、所見を伺う。
知事答弁
先月、「eスポーツがもたらす未来」というテーマで、「当事者とのオンライン対話」を行い、eスポーツの現状や可能性を目の当たりにし、スポーツ振興や観光施策、未病改善、共生社会の推進など、様々な分野での活用ができると実感しています。
具体的には、年齢を問わず誰もが一緒に楽しめるパズルゲームやリズムゲームなどは、高齢者の認知症施策や多世代交流のツールとして期待できるほか、野球や自転車など競技スポーツを題材にしたものは、スポーツ振興に役立つと考えています。
一方、武器などで相手を倒すバトルゲームは、eスポーツの中でも大変人気がありますが、暴力的要素が含まれることを懸念する声もあります。
そのため、eスポーツを県の施策に有効に活用するには、どのようなものが適しているのかなど、いろいろな観点から考えていく必要があります。
そこで、ご提案の「ガチトーク」を開催するなど、庁内のeスポーツに詳しい職員や得意な職員から自由に意見やアイデアを出し合ってもらい、幅広い視野から、今後の県のeスポーツの展開について検討を進めてまいります。