公明党神奈川県議団

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デジタルツールを活用した痴漢被害対策について

亀井 たかつぐ議員(横須賀市)

亀井議員質問

 令和5年末、我が会派の代表質問において、受験シーズンの学生や新入学生、あるいは新社会人を狙う電車内における痴漢対策について警察本部長に質問し、その際、要望として防犯アプリの開発等について申し述べたが、それは社会全体のデジタル化が進んでいく中、県警察においても、スマートフォン等のデジタルツールを積極的かつ有効に活用して、県民の安全・安心を確保する取組を進めていく必要があるのではないかと考えてのことであった。

 実際、警視庁では「デジポリス」と称する防犯アプリが運用されていると承知している。県警察においても痴漢等の被害を音声等により、近くの方々に周知するようなデジタルツールの開発・運用が今後ますます必要になってくると考える。

 そこで、痴漢撃退機能を有したモバイルアプリケーションといった、デジタルツールを活用した痴漢被害対策について、所見を伺う。

警察本部長答弁

 デジタルツールを活用した痴漢被害対策についてお答えします。
 県警察が発信している様々な防犯情報などを、県民がスマートフォン等で、一元的に受信閲覧できるモバイルアプリを本年度に整備することとしております。
 このアプリでは、ピーガルくん子ども安全メールで提供している不審者情報を地図上で確認できるなど、位置情報と連携した防犯にも役立つ機能を備えることとしております。
 痴漢対策としては、被害者が、助けを求める画面や音声・ブザーにより、周囲の人に助けを求めることができるだけではなく、被害に遭っているかを周囲の人が確認することができる画面が表示できるほか、画面上のボタンを押すだけで110番通報できる機能を導入する予定です。
 県警察では、このようなデジタルツールを活用し、県民の皆様の身近な安全・安心を支える対策を推進してまいります。

要 望

 県警本部長から今年度中の導入を目指して、モバイルアプリケーション開発を鋭意進めていくということを確認させていただきました。
 このアプリが痴漢撃退だけではなくって、県民の利便性の向上や防犯意識の向上等、各種警察行政の推進に有益なデジタルツールであると評価しているところです。
 県警察においては、現在開発中の各種機能について、県民の皆様の利便性を最大限考慮したものを目指していただくとともに、早期に導入と県民への普及に引き続き取り組んでいただきたいと思っています。
 質問の中で申し上げましたように、警視庁は既にこの防犯アプリを運用しておりまして、デジポリスって名称で推進しているんですね、神奈川県警がやるんだったら、どういう名称がいいかなって考えたんですけど、カナポリスぐらいしか思い浮かばなかったんですよ、カナポリスが一番いいかなと思って、県民に親しまれる名称がいいかなと思ったんですけど、私が命名できる権利も何もないので、けど県民から親しまれるような名称にしていただけるかと思いますので、よろしくお願いします。